基本理念
キリスト教精神に基づき、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成されるよう支援することを理念とする。
自立支援
当園の考える『自立』とは、以下のように定義しています。
経済的自立・・・自分で働いて食べていくことのできる能力
精神的自立・・・他人を配慮しながら自分で考え行動を決定し、その結果に責任をとることので きる能力
当園では、児童が入所してから安心した生活を送れるように、個別担当制を導入し、愛着関係、信頼関係を築く努力をしています。担当職員は、児童との個別の時間を大切にし、外食、外出、時には旅行などを通じて関係を築くための工夫をしています。
入所している児童はさまざまな課題を抱えていることが多いため、担当職員が中心となって必要な支援をしていきます。さらに、各寮の職員がチームとしてお互いにアドバイスや指摘をしあいながら、児童一人ひとりにとって必要な支援を考え、実践し、職員間の連携も大切にしています。
自立して『働ける大人』になるためには、学力とコミュニケーション能力の向上は欠かすことのできないものと考えています。当園では、公文式学習を取り入れ、基礎学力の向上に努めています。
また、園内において年齢ごとにテーマを設けての話し合い、児童福祉施設対抗のスポーツ大会などを通じて、コミュニケーション力や社会性の向上を目指しています。
学園内の行事では、野外パーティ、運動会、クリスマス会、誕生日会、卒業を祝う会、卒園生を招いての新年会など、年間を通じてたくさんの行事を企画し、児童の自立支援をしています。